コダックのハーフフレームフィルムカメラ「Ektar H35」と「Ektar H35N」は似た型番なので、次の疑問を持っている方は多いと思います。
- Ektar H35とH35Nの違いがいまいち分からず、どちらを買うべきか決められない
- H35Nに価格が高い分の価値があるか不安
- 口コミや価格はどう違うのか知りたい
結論から申し上げると、ハーフフレーム(35mmフィルムから72枚撮影可能)・フラッシュ内蔵・単3電池1本・固定焦点などの基本仕様はどちらも共通です。決定的な違いは、「H35Nのガラスレンズ採用・星形フレア機能・バルブモード・三脚穴」の4点にあります。
本記事では、Kodak「Ektar H35」と「Ektar H35N」の共通機能・違い・口コミ・おすすめタイプを徹底比較しました。あなたに合ったモデルを見つけるために、ぜひ最後まで参考にしてください。
Kodak「Ektar H35」と「Ektar H35N」の共通機能

Ektar H35とH35Nはどちらもコダック社のハーフフレームフィルムカメラで、基本仕様の多くが共通です。ここでは、両機種に共通する次の4つの基本機能を解説します。
- 【共通機能①】ハーフフレーム方式(35mmフィルム1本で72枚撮影可能)
- 【共通機能②】固定焦点と22mm広角レンズ
- 【共通機能③】フラッシュ内蔵と単3電池1本駆動
- 【共通機能④】ISO感度非感応と手軽な日常スナップ向け設計
【共通機能①】ハーフフレーム方式(35mmフィルム1本で72枚撮影可能)
両機種ともハーフフレーム方式を採用し、通常の35mmフィルム1本で72枚撮影できるのが最大の魅力です。フィルム代が実質半額になるため、フィルム高騰時代でも気軽にバシバシ撮影できます。
ハーフサイズの縦構図ならではのレトロな仕上がりが両機種共通の特徴で、SNS映えする独特な写真が楽しめます。
【共通機能②】固定焦点と22mm広角レンズ
レンズは焦点距離22mmの広角固定焦点(パンフォーカス)でピント合わせ不要。ファインダーを覗いてシャッターを切るだけのシンプル操作で、フィルム初心者でも迷わず撮影できます。
F値はf/9.5・シャッタースピードは1/100秒の固定で操作はシャッターボタンだけという潔い設計。日常スナップやお出かけ撮影におすすめです。
【共通機能③】フラッシュ内蔵と単3電池1本駆動
両機種ともフラッシュ内蔵で暗所や夜間撮影にも対応。フラッシュ発光は単3電池1本で行えるシンプル設計です。フラッシュON/OFFはダイヤルで切り替え可能で、屋外日中はOFF、室内・夜間はONと使い分けられます。
電池が切れても撮影自体は可能(フラッシュなし)な仕様で、旅行先で電池切れに遭っても撮影継続できる安心感があります。
【共通機能④】ISO感度非感応と手軽な日常スナップ向け設計
カメラ側のISO感度感応機構はなく、どのISO感度のフィルムを入れてもそのまま撮影可能。ISO200〜400あたりの一般的なネガフィルム(GOLD 200・ColorPlus 200など)と相性が良く、屋外日中の撮影におすすめです。
本体は手のひらサイズの軽量コンパクトで、ストラップ穴付きで持ち運びも便利です。
Kodak「Ektar H35」と「Ektar H35N」の違い
「Ektar H35」と「Ektar H35N」のスペック表は次の通りです。
| 比較項目 | Ektar H35 | Ektar H35N |
|---|---|---|
| 発売年 | 2022年 | 2023年(後継機) |
| Amazonでの | 税込8,000円前後 | 税込9,900円前後 |
| 方式 | ハーフフレームフィルムカメラ | |
| 撮影可能枚数 | 35mmフィルム1本で約72枚 | |
| レンズ素材 | プラスチックレンズ | ガラスレンズ(高解像度) |
| 焦点距離 | 22mm(広角) | |
| F値 | f/9.5 | |
| シャッタースピード | 1/100秒固定 | 1/100秒+バルブモード(B) |
| 星形フレア機能 | なし | あり(スターフィルター) |
| 三脚穴 | なし | あり |
| フラッシュ | 内蔵(単3電池1本) | |
| ISO感応 | 非対応(フィルム自動感応なし) | |
| 本体重量 | 約100g | 約105g |
| カラー展開 | ブラック/セージ/ブラウン/サンド/クリーム | ブラック/グレー/ブラウン/サンド/オリーブ/ストライプ |
| おすすめ度 | ★★★★★最安・気軽に始めたい人 | ★★★★★高解像度+特殊撮影派 |
※価格は執筆時点の目安です。最新の価格や在庫状況は各販売サイトでご確認ください。
H35NはH35の機能強化版で、4つの主要な違いがあります。ここでは、Ektar H35とH35Nで異なる次の4つの違いを解説します。
- 【違い①】ガラスレンズ採用(H35Nのみ)
- 【違い②】星形フレア機能(スターフィルター)
- 【違い③】バルブモード(B)と三脚穴
- 【違い④】価格と発売年
【違い①】ガラスレンズ採用(H35Nのみ)
もっとも本質的な違いがレンズ素材です。H35はプラスチックレンズ、H35Nはガラスレンズを採用しており、解像度・描写力はH35Nが優れています。ガラスレンズは光の透過率と解像感が高く、フィルムの繊細な描写が可能。作品撮りや風景撮影で画質にこだわる方にはH35Nの方がおすすめです。
【違い②】星形フレア機能(スターフィルター)
H35Nの目玉機能が「星形フレア機能(スターフィルター)」です。レンズ前のダイヤルを切り替えることで、点光源(街灯・ろうそく・イルミネーションなど)が星型に伸びる特殊効果を撮影中に追加できます。
夜景・イルミネーション・キャンドル撮影でドラマチックな表現が可能。SNS映えする写真を撮りたい方や、特殊効果を1台で楽しみたい方にH35Nはおすすめです。
【違い③】バルブモード(B)と三脚穴
H35Nにはバルブモード(B)が追加されており、シャッターボタンを押している間だけ露光できる長時間撮影が可能。さらに本体底面に三脚穴が追加されており、夜景・星空・水流のスローシャッター撮影にも対応します。
H35はシャッタースピード固定・三脚穴なしのシンプル仕様。バルブモード+三脚穴の組み合わせで、H35Nは表現の幅が大きく広がります。
【違い④】価格と発売年
H35は2022年発売、H35Nは2023年発売の後継機です。価格はAmazonにてH35が税込8,000円前後、H35Nが税込9,900円前後で約2,000円の差。
「ガラスレンズ+星形フレア+バルブモード+三脚穴」の分だけ1,900円が上乗せされているため、上乗せ分を払えるかが購入する際の判断基準と言えるでしょう。
気軽にハーフフレームを始めたい方はH35、表現の幅と画質にこだわるならH35Nがおすすめです。
Kodak「Ektar H35」と「Ektar H35N」の口コミ
実際の購入者の評価をチェックして、購入後の満足度を見てみましょう。ここでは、Amazonの高評価レビューを参考に、次の評判を解説します。
- Ektar H35の口コミ・レビュー
- Ektar H35Nの口コミ・レビュー
Ektar H35の口コミ・レビュー
①満足してます
高価なカメラは持ってませんが昔からフイルム一眼、コンパクトカメラ、デジタル一眼やコンデジ等沢山持ってます。
これを見た時にセールにもなってたので衝動的に購入しました。
本体は樹脂で高級感は無いのですがとても軽くて可愛らしさが有り気に入りました。フイルムや現像、プリントと昔の何倍もお金が掛かり手間も掛かります。
ハーフカメラなので36枚撮りで72枚写せるので我慢出来るかな。撮影しても直ぐに見れないし撮り直し出来ないけど逆に楽しみが有ります。写りもシャープさは無いけどそこがこのカメラの良さかと思います。
一点フイルムの装填は経験の無い方は慣れるまで不安だと思います。他の方のレビューみてると巻上げ出来ないとか書いてる方もいらっしゃいますが製品不良では無くセットミスで空回りしてるとかカウンターが分かりにくいので勘違いの可能性も有りそうです。②軽いし楽しい
一番使ってるカメラ
旅行にちょうどイイ③いい
色が超可愛い!
フィルムカメラ初心者向きだと思います。引用元:Amazon
Ektar H35はAmazonで4235件で★4.3と極めて高い評価を得ています。口コミでは、軽量で持ち運びやすく、デザインの可愛らしさが高く評価されています。
ハーフカメラならではの撮影枚数の多さや、シャープすぎない独特の写りも好印象。フィルム装填にやや慣れが必要との声もありますが、旅行用やフィルムカメラが初めての方におすすめできる一台です。
Ektar H35Nの口コミ・評判
①ちゃんと写る
おもちゃな感じのカメラですが、ちゃんと写ります。(KodakのISO200フィルム使用)
前作のH35に比べフィルターなどを使用出来るのも良い感じです。②初めてのハーフカメラ
万博に行く為に購入
現像するまでどんな写真が撮れてるかの
ワクワク感が楽しいです③手軽に始められる。
フィルムカメラとりたかったらまずこれ!
引用元:Amazon
Ektar H35NはAmazonで613件で★4.3と極めて高い評価を得ています。口コミでは、見た目はトイカメラ風ながら写りはしっかりしていると好評です。
前モデルH35と比べてフィルター装着が可能になった点も魅力。現像までのワクワク感を楽しめると評価されており、フィルムカメラを初めて手に取る方にも気軽におすすめできる一台です。
Kodak「Ektar H35」と「Ektar H35N」はどっちがおすすめ?
どっちを買うかの判断基準は「ガラスレンズ+星形フレア+バルブモード+三脚穴に約2,000円払えるか」です。両機種ともAmazonで★4.3と極めて高い評価を獲得しており(H35は4,235件、H35Nは613件のレビュー)、基本性能の満足度はどちらも折り紙付き。ここでは、次の2タイプ別におすすめモデルを解説します。
- Ektar H35がおすすめな人
- Ektar H35Nがおすすめな人
Ektar H35がおすすめな人
結論として、コスパ重視で気軽にハーフフレーム撮影を始めたい方にはEktar H35がおすすめです。理由は、ハーフフレーム方式・固定焦点22mm広角レンズ・フラッシュ内蔵・約100gの軽量設計などの基本機能を備えながら、価格は税込8,000円前後とH35Nより約2,000円安く購入できるためです。
実際、Amazonでは4,235件のレビューで★4.3と極めて高評価を獲得。「軽くて可愛らしい」「旅行にちょうどいい」「フィルムカメラ初心者向き」といった評価の高い声が多く寄せられています。
シャープすぎない独特の写りもこのカメラならではの魅力で、トイカメラ的なゆるい描写を楽しみたい方にぴったり。初めてフィルムカメラを買う方、SNS用にエモい写真を気軽に撮りたい方、最安価格でハーフフレームを楽しみたい方にはEktar H35がおすすめです。
Ektar H35Nがおすすめな人
結論として、画質と表現の幅にこだわりたい方にはEktar H35Nがおすすめです。理由は、ガラスレンズ採用で描写力が向上し、星形フレア機能・バルブモード(B)・三脚穴の追加により夜景・イルミネーション・星空など多彩な特殊撮影が可能だからです。
Amazonでは613件のレビューで★4.3と高評価を獲得。「おもちゃな感じだけどちゃんと写る」「前作H35に比べフィルターが使えるのが良い」「フィルムカメラを撮りたかったらまずこれ」といった声が寄せられ、トイカメラ風の見た目と確かな写りのギャップが好評です。
フィルム撮影経験者で表現の幅を広げたい方、夜景や星空撮影に挑戦したい方、SNSで他とは違う写真を撮りたい方にはEktar H35Nがおすすめです。
まとめ
Kodak Ektar H35とH35Nは、ハーフフレーム方式・35mmフィルム1本で72枚撮影・固定焦点22mm広角レンズ・フラッシュ内蔵・単3電池1本駆動・ISO感応非対応など主要機能が共通のフィルムカメラです。
決定的な違いは、レンズ素材(プラスチック vs ガラス)、星形フレア機能(H35Nのみ)、バルブモード(B)と三脚穴(H35Nのみ)、約2,000円の価格差の4点です。
Amazonでの評価はH35が4,235件で★4.3、H35Nが613件で★4.3と、どちらも極めて高い満足度を獲得しています。まずは次のリンクからチェックして、カメラのデザインや価格から見ていってください。
当ブログ「カメラのカテゴリー」でも情報をお届けします。随時記事を更新していますので、ぜひ商品選びの参考にしてみてください。

