ノビー(Nobby)のヘアアイロンを探していると、「NBS501」と「NIS500A」のように、頭文字が違う2種類の型番が並んでいることに気づきます。同じブランドなのに何が違うのか、分かりにくいと感じる方は少なくありません。
- NBSとNISは、そもそも何が違うシリーズなのか分からない
- プロ用と書かれているNBSのほうが高性能なのか判断できない
- 自宅で使うだけなら、どちらを選ぶべきか決められない
という悩みを抱えている方は多いと思います。
結論から申し上げると、NBSは美容室向けのプロ用ブランド「Nobby」、NISは一般向けに開発された「Nobby by TESCOM」のヘアアイロンです。どちらもテスコム電機の製品ですが、想定する用途が異なります。
本記事では、Nobby公式サイトとテスコム公式サイトの仕様をもとに、両シリーズの共通点・具体的な違い・口コミを整理しました。自分に合うヘアアイロンを選ぶ判断材料としてご覧ください。
Nobby(ノビー)の「NBS」と「NIS」の共通機能

NBSとNISはどちらもテスコム電機が手がけるノビーブランドのヘアアイロンで、設計思想には共通する部分が多くあります。ここでは次の3つの共通機能を解説します。
- 【共通機能①】プロ設計を受け継ぐ立ち上がりの速さと温度の安定性
- 【共通機能②】15mmと25mmの2サイズ展開
- 【共通機能③】温度ロック・温度メモリー・自動電源OFFの安全機能
【共通機能①】プロ設計を受け継ぐ立ち上がりの速さと温度の安定性
ノビーのヘアアイロンが美容師に選ばれてきた理由は、温度が下がりにくい点にあります。髪を挟むとプレート温度は必ず一度下がりますが、その回復が遅いアイロンは何度も往復する必要が出てきます。
NBS・NISのどちらのシリーズも、設定温度をキープするための制御を独自に備えています。NBS501はPOWERモードで温度低下を検知すると一時的に出力を上げ、NISシリーズは上下のプレートを個別に温度管理します。立ち上がりも速く、NBS501は100℃到達まで約18秒、NIS300A・NIS500Aも同じく約18秒(2025年5月発売のNIS300B・NIS500Bは約25秒)です。電源を入れてから待たされる時間が短く、忙しい朝でもストレスがありません。
【共通機能②】15mmと25mmの2サイズ展開
プレート幅の考え方も両シリーズで共通しています。NBSにはスリムな15mm幅のNBS501と、25mm幅のNBS1200があり、NISにも15mm幅のNIS300A・NIS300Bと、25mm幅のNIS500A・NIS500Bが用意されています。
15mm幅は前髪やもみあげ、ショートヘアの細かいアレンジに向いたサイズです。毛束を少しずつ取って角度をつけられるので、外ハネや毛流れづくりにも使えます。一方の25mm幅は一度に挟める毛量が多く、ロングヘアやミディアムを一気にストレートにするのに適しています。シリーズを選ぶ前に、まず自分の髪の長さに合う幅を決めておくと迷いが減ります。
なお、NIS500とNIS300の違いは次の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【共通機能③】温度ロック・温度メモリー・自動電源OFFの安全機能
NBSとNISは温度ロック機能も共通で、使用中にボタンへ触れても設定温度が勝手に変わりません。温度メモリー機能により、前回使った温度が記憶されるため、電源を入れるたびに設定し直す必要もありません。
安全面では、一定時間操作がないと自動的に電源が切れる機能を両シリーズが搭載しています。切り忘れが心配な方でも安心して使えます。また、コンセントを抜きやすくする「ラク抜きプラグ」や、収納時にプレートを閉じたまま固定できる開閉ロックも、多くのモデルに共通する装備です。基本の使い勝手はどちらのシリーズを選んでも大きく変わりません。
なお、本ブログでは「NBS501とNIS300Aの違い」についての記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

Nobby(ノビー)の「NBS」と「NIS」の違いを比較
「NBS」と「NIS」は共通点が多い一方で、違いもあります。まず比較表で全体像を確認してみましょう。
| 比較項目 | NBSシリーズ (NBS501 / NBS1200) | NISシリーズ (NIS300A・B / NIS500A・B) |
|---|---|---|
| ブランド | Nobby(プロ用) | Nobby by TESCOM(一般向け) |
| 主な想定シーン | 美容室での施術 | 自宅でのセルフスタイリング |
| プレート幅 | 15mm / 25mm | 15mm / 25mm |
| 温度設定 | 60〜200℃ (5℃刻み) | 100〜200℃(10℃刻み)※300系 60〜210℃(5℃刻み)※500系 |
| 立ち上がり (100℃到達) | 約18秒(NBS501) | 約18秒(A型番) 約25秒(B型番) |
| 電源コード | 3.0m(シーベルコード) | 約1.8m(回転式) ※NIS300B・NIS500Bの公表値 |
| 海外対応 | 記載なし(AC100V) | 対応(AC100-240V) |
| イオン機能 | なし | プロテクトイオン ※500系のみ |
| 自動電源OFF | 約60分後 | 約30分後 |
| 質量 | 335g(NBS501) 315g(NBS1200) | 約300〜305g(300系) 約350g(500系) |
| 価格の目安(税込)※ | 希望小売13,750円(NBS501) 希望小売36,300円(NBS1200) ※NBS501の実売は6,700円前後 | オープン価格 実売6,900〜11,800円前後 |
| おすすめ度・評価 | ★★★★☆長時間・毎日ハードに使う人向け。 | ★★★★★自宅使い&旅行も。コスパで選ぶならこちら。 |
※価格は執筆時点の目安です。最新の価格や在庫状況は各販売サイトでご確認ください。
ここでは次の3つの違いを解説します。
- 【違い①】ブランドの位置づけ(美容室向けか、一般家庭向けか)
- 【違い②】電源コードの長さと海外対応の有無
- 【違い③】温度設定の幅とイオン機能・価格帯
【違い①】ブランドの位置づけ(美容室向けか、一般家庭向けか)
最も大きな違いは、美容室向けか、一般家庭向けかの違いです。NBSは業務用ブランド「Nobby」の型番で、公式サイトもプロ向けのnobby-pro.jpに掲載されています。1日に何人もの髪を扱う美容室での連続使用を前提に設計されています。
対するNISは「Nobby by TESCOM」の型番です。テスコム公式サイトではサロンで使われている最上位モデルをベースに、一般向けとして開発したラインと説明されています。プロ仕様をそのままに、家庭で使いやすいよう開発されたシリーズという位置づけです。
つまり「NBSが上位、NISが下位」という単純な上下関係ではありません。用途が違うだけで、家庭での使いやすさという点ではNISのほうが優れている部分もあります。
なお、本ブログではNBS1100とNBS1200の比較記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

【違い②】電源コードの長さと海外対応の有無
使い勝手で特に大きな違いがコードと電源です。NBSシリーズの電源コードは3.0mで、絡まりにくいシーベルコードが採用されています。美容室では鏡の前を移動しながら施術するため、長いコードが必要になります。
一方のNISシリーズは、現行のNIS300B・NIS500Bで約1.8mです。洗面所やドレッサーで使うぶんには1.8mで十分足りますし、3mは逆に扱いにくく感じることもあります。収納のしやすさという点ではNISの方が上でしょう。
もうひとつの大きな差が海外対応です。NISシリーズはAC100-240Vに対応しており、変圧器なしで海外でも使えます。NBSシリーズは電源がAC100Vで、海外対応の記載はありません。旅行や出張に持っていきたい方は、この時点でNISがおすすめとなります。
【違い③】温度設定の幅とイオン機能・価格帯
温度設定にも違いがあります。NBSシリーズは60〜200℃を5℃刻みで調整できます。NISシリーズは型番によって異なり、25mm幅の500系が60〜210℃を5℃刻み・31段階、15mm幅の300系が100〜200℃を10℃刻み・11段階です。
つまり最も細かく温度を追い込めるのはNIS500系で、上限210℃はNBSより10℃高い設定です。反対にNIS300系は刻みが粗く、低温設定にも対応していないため、ダメージヘアをいたわりたい方には物足りない場合があります。
機能面では、NIS500系にプロテクトイオンが搭載されている点も魅力です。2025年5月発売のNIS300B・NIS500Bには、髪のうるおいを守るシルクコーティングも加わりました。価格はNBS501が希望小売13,750円、NISがオープン価格で実売10,000円前後です。15mm幅どうしならNBS501とNIS300Aはほぼ同価格帯なので、価格だけで決める必要はありません。
Nobby(ノビー)の「NBS」と「NIS」の口コミ
カタログスペックだけでは分からない使用感を、購入者の声から確認します。ここでは次の2つの視点で口コミを紹介します。
- 「NBSシリーズ」の口コミ
- 「NISシリーズ」の口コミ
「NBSシリーズ」の口コミ
①すっごい,使いやすく私的にはベストです
以前使っていたのも同じメーカーさんです。しかし,滑りもとても良くなっているし,起動も早く,ショートヘアの私には,無くてはならない物に。買って失敗とは思わないと思います。良い買い物をしました。大切な相棒になってます。
②本当に使いやすい!
今年買ってよかったもの今のところNo.1です。
これまでヘアアイロンは普段使わない、不器用、朝時間ない、ボサボサでも気にしない人生でした。
今回髪をタッセルボブにしたので、ちゃんとしようとこちらのアイロンを購入しましたが、短時間で綺麗にまっすぐになって感動しました。
家にあったヘアアイロンは180℃でもまっすぐにならなかったのですが、こちらのヘアアイロンは140℃で使ってますがちゃんと夜までまっすぐです。
私はショートカットなのでコンパクトで使いやすいし、熱くなるのも早いし、コンセントを引き抜きやすいようレバーが付いているのもポイント高い。
スリコのヘアアイロン収納袋に入れてます。
今では完全に生活必需品です。③10年以上使ってきたサロニアからの買い替え
髪を掴んでいる感覚がないし、
引用元:Amazon
ほんとにセットしやすい。
根本もしっかりしているので耐久性も問題なさそう。
コンセントから抜く時のストッパーも便利です。
フェルト部分は180度でそこそこ熱くなり
人によっては持てないと思います。
もっと早く買えば良かった
NBS501の口コミで一貫しているのは、低い温度でもしっかりクセがつくという評価です。「180℃でもまっすぐにならなかったのに140℃で夜までまっすぐ」という声は、温度が下がりにくいNobbyのヘアアイロンの特徴を端的に表しています。プレートの滑りの良さと立ち上がりの速さを挙げる人も多く見られました。Amazonで星4.6(1,218件)と非常に高い評価を得ています。
「NISシリーズ」の口コミ
①ツヤツヤになった
毛量多く生え癖のある髪ですが、美容室帰りみたいな艶々のストレートになって感動しました。重たくないしすぐ温まるので使いやすいです。コスパ良すぎる。
②つるサラ
設定温度になる時間も早く、持ちやすく使いやすいです。バサバサの髪もつるサラに仕上がり良い買い物でした。
③長く使えそう
やたら価格の高いアイロンが蔓延しているご時世ですが、人によっては毎日使うアイロンいくら性能良くてもすぐ壊れるようなものは使いたくないのでプロ用と言うことで購入しました。
引用元:Amazon
使ってて面倒くさいなと思うところはスイッチのオンオフ、温度変更すべてボタン長押しが必要てところさえ気にならなければ良い商品
NIS500Aの口コミでは、仕上がりのツヤに言及する声が目立ちました。プロテクトイオンとプレートの滑らかさが、毛量が多い髪や生え癖のある髪にも効果を発揮しているようです。「コスパ良すぎる」という評価も複数あり、価格以上の満足度の高さがうかがえます。
あなたにはNobby(ノビー)の「NBS」と「NIS」のどっちがおすすめか?
ここまでの違いを踏まえ、タイプ別に選ぶべきシリーズを整理します。判断基準は「どこで、どれくらい使うか」です。次の2つのケースに分けて解説します。
- 長時間・毎日ハードに使うなら「NBSシリーズ」
- 自宅使いと旅行を優先する方は「NISシリーズ」
長時間・毎日ハードに使う方は「NBSシリーズ」がおすすめ
美容室で使う方、あるいは毎日長時間アイロンを握る方は、NBSシリーズがおすすめです。
理由は、業務用としての耐久性と取り回しが最初から織り込まれているからです。3.0mのシーベルコードは絡まりにくく、立ち位置を変えながら施術しても引っ張られません。自動電源OFFが約60分後と長めに設定されているのも、連続作業中に勝手に切れてしまわないための仕様です。
口コミでも「根本もしっかりしているので耐久性も問題なさそう」といった、耐久性への評価もあります。低い温度設定でもクセがつくため、髪へのダメージを抑えながら施術できる点もプロ向けの魅力です。
こうした理由から「セルフカットやヘアセットを日常的に行っている」「ハイスペックなヘアアイロンが欲しい」という方はNBSシリーズがおすすめです。次のリンクのNBS501が手に入りやすいので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
自宅使いと旅行を優先する方は「NISシリーズ」がおすすめ
自宅でのスタイリングが中心で、旅行や出張にも持っていきたい方は、NISシリーズがおすすめです。
理由は、家庭での利用に合わせた仕様になっているからです。AC100-240Vの海外対応なので、変圧器なしで旅行先でもそのまま使えます。コード長も約1.8mと取り回しやすく、洗面所での取り扱いや収納がしやすい設計です。
また、25mm幅のNIS500系は60〜210℃を5℃刻み・31段階で調整でき、温度の細かさではNBSを上回ります。プロテクトイオンやシルクコーティングなど、髪をいたわる機能が加わっている点も見逃せません。
そのため、「価格を抑えつつプロ設計の仕上がりを自宅で再現したい」「旅行にも持っていきたい」という方はNISシリーズがおすすめです。プレート幅は前髪やショートなら15mmのNIS300B、ミディアム以上なら25mmのNIS500Bをおすすめします。
まとめ|Nobby(ノビー)の「NBS」と「NIS」の違いを見極めよう
ノビーのヘアアイロン「NBS」と「NIS」は対象の違いがあります。NBSは美容室での施術を前提としたプロ用ブランド「Nobby」、NISはそれをベースに一般向けとして開発された「Nobby by TESCOM」のシリーズにあたります。
具体的な差はコード長、海外対応の有無、温度設定の刻み、イオン機能です。上下関係ではなく、使う場所によって最適解が変わる関係だと理解すると選びやすくなります。
長時間ハードに使うならNBS、自宅・旅行で使いたいならNIS。プレート幅は前髪やショートなら15mm、ミディアム以上なら25mmがおすすめです。

