Nobby(ノビー)のプロ用ストレートアイロンを検討していると、必ず突き当たるのが「NBS501とNBS1200のどちらを選ぶか」という問題です。同じNobbyの理美容専売品でありながら、希望小売価格は13,750円と36,300円。実売でも2.5倍以上の開きがあります。
この記事にたどり着いた方は、次のような悩みを抱えているはずです。
- NBS501とNBS1200は価格差が大きいが、何がそこまで違うのか分からない
- 自宅使いならNBS501で十分なのか、NBS1200まで必要なのか判断できない
- 旧機種のNBS500やNBS1100とどう違うのか整理できていない
結論からお伝えすると、NBS501とNBS1200の最大の違いはプレート幅で、NBS501が15mm、NBS1200が25mmです。つまり性能の上下ではなく、「細かいアレンジ向き」か「面で伸ばすストレート向き」かという用途の違いです。
本記事では、Nobby公式サイトが公開している仕様表を一次情報として比較表にまとめ、Amazonの実際の口コミも交えながら、どちらを選ぶべきかを具体的に示します。
NBS501とNBS1200に共通する機能

価格差は大きいものの、どちらもサロンワークを前提に設計されたNobbyのプロ用アイロンです。違いを正しく理解するために、まずは共通する仕様を押さえておきましょう。ここでは次の3つを解説します。
- 60〜200℃を5℃刻みで調節できる温度設定とLCD表示
- Nobbyプロコーティングとスリムヘッド&耐熱フェルト
- 3mシーベルコードと約60分の自動電源OFF
60〜200℃を5℃刻みで調節できる温度設定とLCD表示
Nobby公式の仕様表によれば、どちらもアイロン部温度は60〜200℃で、5℃刻みの細かい温度調節に対応しています。ダメージ毛には低温、しっかりクセを伸ばしたいときは高温と、髪の状態に合わせて追い込めるのがプロ用ならではの設計です。
設定温度はどちらもLCD(液晶ディスプレイ)に表示されるため、いま何℃で施術しているのかがひと目で分かります。さらに前回使った温度で立ち上がる温度メモリー機能や、設定温度に到達したことを音で知らせる機能も共通です。エクステやウィッグのように耐熱性が限られる対象にも、温度を落として対応できる点は両モデルに共通する魅力と言えます。
Nobbyプロコーティングとスリムヘッド&耐熱フェルト
プレート表面には、キャッチ力とすべりのバランスをとったNobbyプロコーティングが両モデルとも施されています。滑りすぎて毛束が抜けることも、引っかかって髪に負担がかかることも避けるための、Nobby独自の仕様です。
また、アイロン部の外郭には耐熱フェルトが巻かれており、ヘムラインやネープ周辺、髪の根元といったお客様の肌に近い部位でも施術しやすくなっています。薄いスリムヘッドと耐熱フェルトの組み合わせは両モデル共通です。
ノビーのNISとNBSの違いについては次の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

3mシーベルコードと約60分の自動電源OFF
どちらも3.0mのシーベルコードを採用し、コンセントの位置をあまり気にせず動けます。ねじれにくい回転式で、付属のクイックコードバンドで束ねられる点も共通です。
さらに、プレートの開口角度をダイヤルで調節できるアジャスタブルロックリングと、レバーを押すだけでコンセントから抜けるラク抜きプラグも両モデルに搭載されています。安全面では、どちらも最終スイッチ操作から約60分後に自動で電源がOFFになります。
サロンでの連続施術を想定した長めの設定ですが、自宅で使う場合も切り忘れの防止にもなるでしょう。電源はAC100V 50/60Hzで、日本国内での使用を前提とした仕様です。海外での使用は想定されていない点は、どちらを選ぶ場合も注意しておきたいポイントです。
なお、本ブログでは海外の使用にも対応したノビーのヘアアイロンも紹介しているので、次のリンクもぜひ参考にしてみてください。

NBS501とNBS1200の違いを比較
次の比較表を見ると、違いは「性能の上下」ではなく「用途の違い」としてはっきり現れます。
| 項目 | NBS501 | NBS1200 | NBS500 | NBS551 | NBS1100 | NBS1250 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| タイプ | アレンジアイロン | ストレートアイロン | アレンジ | アレンジ | ストレート | ストレート |
| プレート幅 | 15mm | 25mm | 15mm | 15mm | 25mm | 25mm |
| プレート長さ | 83mm | 90mm | 85mm | 83mm | 90mm | 90mm |
| 希望小売価格 (税込) | 13,750円 | 36,300円 | 13,750円 | 15,950円 | 36,300円 | 38,500円 |
| 質量 | 335g | 315g | 330g | 335g | 325g | 315g |
| 本体寸法 (高さ×幅×奥行) | 75×239×29mm | 62×246×29mm | ―×239×―mm | 75×239×29mm | ―×249×―mm | 62×246×29mm |
| 100℃到達 | 約18秒 | ― | ― | 約25秒 | ― | 約18秒 |
| 180℃到達 | 約50秒 | 約40秒 | 約50秒 | 約60秒 | 約40秒 | 約45秒 |
| アイロン部温度 | 60〜200℃ (5℃刻み) | 60〜200℃ (5℃刻み) | 60〜200℃ | 60〜200℃ 29段階 | 60〜200℃ | 60〜200℃ 29段階 |
| モード | 2モード (NORMAL/POWER) | 3モード (NORMAL/POWER/ HAIR CARE) | ― | 2モード | ― | 3モード |
| 開口角度調節 | あり | あり | ― | あり | ― | あり |
| 温度表示 | LCD | LCD | LCD | LCD | LCD | LCD |
| 電源コード | 3.0m | 3.0m | 3.0m | 3.0m | 3.0m | 3.0m |
| 自動電源OFF | 最終スイッチ操作から約60分後(全機種共通) | |||||
| 付属品 | クイックコード バンド | クイックコード バンド/クリップ | バンド | バンド | バンド/クリップ | バンド/クリップ |
| Amazon 評価・件数 | ★4.6/1,232件 | ★4.4/294件 | ― | ― | ― | ― |
※スペックはNobby公式サイト(nobby-pro.jp)の製品仕様にもとづきます。「―」は公式仕様表に記載が確認できない項目です。Amazonの評価・件数は2026年8月時点の数値で変動します。
ここでは次の5つを解説します。
- 【違い①】プレート幅は15mmか25mmか
- 【違い②】立ち上がり時間と復熱性能
- 【違い③】モード数とアジャスタブルロックリング
- 【違い④】希望小売価格と実売価格の差
- 【違い⑤】旧機種NBS500・NBS1100との関係
【違い①】プレート幅は15mmか25mmか
最も大きな違いがプレートのサイズです。Nobby公式の仕様表によれば、NBS501はプレート幅15mm×長さ83mm、NBS1200は幅25mm×長さ90mmと記載されています。
15mmという幅は、指先感覚で小回りを利かせるための設計です。ショートスタイルの毛先ニュアンスづくりや、前髪、もみあげ、縮毛矯正のレタッチといった細かい施術に向きます。対する25mmは、一度に挟める毛束が多く、ロングヘアを面で伸ばすときに施術時間が短く済みます。
性能の上下ではなく、細かく作るか面で伸ばすかという用途の違いだと理解しておきましょう。Nobby公式でもNBS501系は「アレンジアイロン」、NBS1200系は「ストレートアイロン」と別カテゴリーに分類されています。
【違い②】立ち上がり時間と復熱性能
温まるまでの速さは、公表されている基準が異なるため注意が必要です。NBS501は100℃到達まで約18秒、180℃到達まで約50秒。NBS1200は180℃到達まで約40秒と公表されています(いずれも最高温度設定時)。
実用温度である180℃まで待つ時間で比べると、NBS1200のほうが約10秒速い計算です。さらに、NBS1200は従来機種のNBS1100からヒーターと温度制御を刷新しており、アイロンスルー後にプレート温度が下がってもすぐ戻る「復熱」を重視した仕様になっています。
【違い③】モード数と毛先をいたわるHAIR CAREモード
制御まわりの装備にも差があります。NBS501は2モード(NORMAL/POWER)、NBS1200は3モード(NORMAL/POWER/HAIR CARE)を搭載しています。
同じPOWERモードでも中身が違います。NBS501のPOWERは温度低下を検知したときに一時的に出力を上げて設定温度を維持するモード、NBS1200のPOWERは復熱スピードそのものを優先し、アイロンスルーの回数が多くても即座に温度を戻すモードです。
そしてNBS1200だけに用意されているのがHAIR CAREモード。毛束を挟んだ際に一時的に出力を抑え、根元から毛先へ進むにつれて温度が下がる制御で、しっかりクセ付けしたい根元は高温、傷みやすい毛先は低温という使い分けを自動で行います。ダメージ毛やカラー毛を扱う機会が多いほど効いてくる仕様と言えます。
【違い④】希望小売価格と実売価格の差
価格差は非常に大きく、希望小売価格でNBS501が13,750円、NBS1200が36,300円と約2.6倍の開きがあります。
ただしECサイトではもう少し安く、2026年8月時点のAmazonでは、NBS501が約6,400円、NBS1200が約16,600円。どちらも希望小売価格の半額以下で流通しており、差額は1万円ほどです。
10,000円の差でプレート幅25mm・3モード・開口角度調節が手に入ると考えるか、15mmで十分だから6,000円台で済ませるかが購入する際の判断基準となるでしょう。
【違い⑤】旧機種NBS500・NBS1100との関係
NBS501とNBS1200は、それぞれ旧機種のリニューアルモデルです。NBS501はNBS500の後継、NBS1200はNBS1100の後継にあたり、系統が15mm側と25mm側で完全に分かれています。
NBS500とNBS1100を比べる場合も、結局はプレート幅15mmと25mmの比較になります。仕様表で見ると、NBS500が幅15mm×長さ85mm・330g・180℃到達約50秒、NBS1100が幅25mm×長さ90mm・325g・180℃到達約40秒。
世代が変わってもプレート幅と立ち上がりの傾向はほとんど同じなため、旧機種で迷っている場合も選び方の考え方は同じです。
世代内の詳しい差については、NBS500とNBS501の違いを比較した記事とNBS1100とNBS1200の違いを比較した記事でそれぞれ解説しています。


NBS501とNBS1200の口コミ・評判
仕様の差が実際の使用感にどう表れているかを確認しましょう。ここではAmazonに投稿されている実際のレビューを引用します。ここでは次の2つを解説します。
- 「NBS501」の口コミ
- 「NBS1200」の口コミ
「NBS501」の口コミ
NBS501は★4.6・1,232件と、Nobbyのアイロンのなかで圧倒的にレビューが多い機種です。立ち上がりの速さと、15mmプレートによる小回りのよさを評価する声が中心でした。一方で耐熱フェルト部分が熱くなる点とコードの長さに触れるレビューもあります。
①立ち上がりが早く、朝のセットに使いやすい
ショートヘアの朝のセットに、1週間使用しました。温まるまでが速く、忙しい朝でも待ち時間が少ない点が便利です。アイロンを動かしやすく、日々のスタイリングにも扱いやすいと感じました。
引用元:Amazon
一方で、短時間でかなり熱くなるため、使用中や使用直後は触れる場所や置き場所に注意が必要です。立ち上がりの速さと扱いやすさを重視する方に向いていると思います。
100℃到達まで約18秒という公表値が、朝の身支度で体感できていることが分かるレビューです。ショートヘアのセットという用途はまさに15mmプレートが想定している使い方です。ただし短時間で熱くなるぶん、置き場所には注意が必要とも書かれています。
②使いやすい
びっくりするぐらい設定温度までの立ち上がりが早い!
引用元:Amazon
ショートボブにしたので、小回りがきいて使いやすいです。
プロ仕様のためかコードがやたら長いが、回転するのでストレスなく使えます。
3.0mのコードは自宅では長すぎると感じる人もいる、という率直な指摘です。ただし回転式でねじれにくく、付属のクイックコードバンドで束ねられるため実用上は問題ないと結論づけています。ショートボブでの小回りのよさも、15mmプレートの狙いどおりの評価といえます。
③みんなこれを買え!
プレートが細いから、根元までしっかり癖を伸ばせる。なにより、値段も安い。男はもちろん、女子にもオススメです。後、くねくねアイロンワークすれはわ、カールを付ける事もできるよ。
引用元:Amazon
細いプレートだからこそ根元まで入るとの評価をしているレビューです。スリムヘッドと耐熱フェルトの組み合わせが効いている部分でもあります。
「NBS1200」の口コミ
NBS1200は★4.4・294件と件数こそ少ないものの、サロンでの使用経験がある人や旧機種NBS1100からの買い替え組の評価が目立ちます。25mmプレートによる広範囲の施術と、315gという軽さを挙げる声が中心でした。
①忙しい時におすすめ!
こちらのヘアアイロンは温まるまでがとても早いので、朝時間が無い時にぴったりです。
引用元:Amazon
同じブランドの中でもプレート幅が広い方なので、広範囲のくせを伸ばせます。
ショートよりは少し長めの方にオススメします。
引っかかりは少しありますが、何回かに分けてやれば特に気になることはなく、髪がサラサラで綺麗に仕上がるのでとても気に入っています。
Nobbyの他機種と比べたうえで「プレート幅が広い方」と評価しているレビューです。ショートよりも長めの髪におすすめしています。
②さすがプロ仕様
NBS1100を6年使いましたがついに電源が入らなくなり買い替えました
引用元:Amazon
ほかのメーカーのものは3、4年で壊れたので耐久性もまずまず
立ち上がりも早く、根元までしっかり矯正できてで満足です。
旧機種のNBS1100を6年使い切ってから買い替えたという、耐久性に関するレビューです。他社製が3〜4年で壊れたという比較もあり、価格が高いぶん長く使えるとわかります。25mmプレートでも根元までしっかり矯正できるという評価も参考になります。
③一生つかいますれ
軽くて使いやすい、繊細な動きを作れて重宝してます
引用元:Amazon
短いレビューですが「軽くて」という評価です。NBS1200は315gで、実はプレート幅15mmのNBS501(335g)より20g軽い設計です。プレートが広いから重い、とは限らない点は購入前に知っておくと判断が変わるかもしれません。
NBS501とNBS1200はどっちがおすすめか?
ここまでの比較を踏まえて、どちらを選ぶべきかを解説します。判断軸は「髪の長さとやりたい仕上がり」と「毎日どれだけ使うか」の2つです。ここでは次の2つを解説します。
- NBS501がおすすめな人
- NBS1200がおすすめな人
NBS501がおすすめな人
NBS501は、ショート〜ボブの方と、前髪や毛先のニュアンスを細かく作りたい方におすすめです。理由は、15mmのスリムプレートが指先感覚の小回りを前提に設計されているからです。
具体例として、Amazonには「ショートボブにしたので、小回りがきいて使いやすい」「プレートが細いから、根元までしっかり癖を伸ばせる」といったレビューが多数投稿されており、★4.6・1,232件という評価に表れています。
100℃到達まで約18秒という立ち上がりの速さも、朝の身支度でも便利。しかも6,000円台と、プロ用としては破格の価格帯。ショートやボブで前髪・毛先まで細かく整えたく、価格も抑えたいという方はNBS501がおすすめです。
NBS1200がおすすめな人
NBS1200は、ミディアム〜ロングの方と、毎日まとまった量を扱う人におすすめです。理由は、25mm×90mmのプレートで一度に挟める毛束が多く、施術時間そのものが短くなるからです。
具体例として、Amazonのレビューでも「プレート幅が広い方なので、広範囲のくせを伸ばせます。ショートよりは少し長めの方にオススメします」と評価されています。加えて180℃到達まで約40秒という立ち上がりの速さ、復熱を優先するPOWERモード、毛先をいたわるHAIR CAREモードと、連続施術を前提にした装備が揃っています。
ミディアム以上の髪をまとめて伸ばしたい、あるいはサロンで毎日使うという方はNBS1200がおすすめです。
まとめ:NBS501とNBS1200の違いはプレート幅と用途
NobbyのNBS501とNBS1200の違いを、あらためて整理します。
NBS501は幅15mm×長さ83mmでNBS1200は幅25mm×長さ90mmです。NBS501はアレンジアイロン、NBS1200はストレートアイロンの違いがあり、NBS501は100℃まで約18秒・180℃まで約50秒、NBS1200は180℃まで約40秒と早さの違いもあります。
モードの違いや重さの違いもありますが、無視できない差として価格がNBS501が13,750円/NBS1200が36,300円(実売は約6,400円と約16,600円)があります。
一方で、60〜200℃を5℃刻みで調節できる温度設定、LCD表示、Nobbyプロコーティング、スリムヘッドと耐熱フェルト、3.0mのシーベルコード、約60分の自動電源OFFといった基本性能は共通です。NBS501が「安い代わりに劣る機種」ではないという点は、選ぶ前に押さえておきたいところです。
ショート〜ボブで細かく作りたいならNBS501、ミディアム以上を面で伸ばしたいならNBS1200を選びましょう。
Nobbyのヘアアイロン全体を見比べたい方はノビーのヘアアイロンはどれがいいかを比較した記事をご覧ください。プロ用のNBSシリーズと一般向けのNISシリーズの違いはNBSとNISの違いを解説した記事で、NBS501と一般向けモデルの比較はNBS501とNIS300Aの違いを比較した記事で詳しく解説しています。

